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肥料の分類-特殊肥料と普通肥料-

 1で述べた目的を効率的に達成するため、肥料取締制度では、2で定義した肥料を、特殊肥料と普通肥料の2つに分類しています。
 特殊肥料については、どの様な物質であるかを農林水産大臣が定めており、生産や輸入するためには、届出をしなければならないことになっています。
 特殊肥料には、魚かすや米ぬかのように、農家の経験と五感により品質の識別できる単純な肥料や、堆肥のように品質が多様で、その価値が主成分の含有量のみに依存しないため、主成分量の多少のみで一律的な評価を行うことが出来ない肥料が指定されています。
 なお、特殊肥料のうち、堆肥(汚泥を原料とする物を除く)と動物の排せつ物については、
①肥料銘柄毎の品質のバラツキが大きく、肥料の種類から品質を識別することが困難である。
②肥料成分を一定量含有し、かつ、全国的に施用実績がある。
③このため、適正な表示が必要である。
ことから、定められた項目について、品質表示をしなければならないこととなっております。
 また、普通肥料のうち、施用方法によっては、人畜に被害を生ずるおそれがある農産物が生産されるものは、特定普通肥料に指定されます。
 2で定義した肥料のうち、特殊肥料以外のものは、普通肥料となります。普通肥料は、原則として公定規格が定められており、公定規格に適合していれば登録をとることができ、登録をとることによって初めて生産や輸入することが認められます。ただし、登録されている肥料のみを、きまりにしたがい単に配合する場合(詳しくは、「指定配合肥料となる要件」を参考にしてください。)には、届出のみで生産や輸入することができることとされています(この肥料を「指定配合肥料」とよんでいます)。
 2の定義に当てはまるもの(肥料)で、特殊肥料としては定められておらず、適合する公定規格もなく、指定配合肥料でもないものもありえます。このようなものは、生産、輸入、販売のいずれもできません。特殊肥料として指定されるか、公定規格が設定され、届出や登録ができるようになってから、生産や輸入することが可能になるという点に注意してください。(なお、一定の条件を満たしていれば、「仮登録」をとることができ、生産や輸入が認められるという特例があります。)

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