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企業相談事例集(加工食品等)

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弁当・惣菜に関するQ&A

Q1 厚焼玉子、だし巻き玉子を販売したいと思います。内容量について管理が難しいので、表示を「g」表示から「個」表示に切り替えたいが大丈夫でしょうか。
Q2 弁当、惣菜の内容量表示は省略できますか。
Q3 弁当は使用原材料の種類が多く、一括表示を製品の表面に貼付していますが、原材料名欄に収まりきらないので、原材料名欄に「裏面に記載」と転記場所を表示して、裏面に記載できますか。
Q4 弁当の主なおかずが「牛ステーキ、煮物、鶏唐揚げ」で、その他のおかずのうち、「クリームコロッケ」は外観からそのおかずの種類がわかりません。この場合の原材料表示について、その他のおかずはどのように表示したらよいのですか。
Q5 各種惣菜を製造しています。原材料として砂糖、水あめ、ぶどう糖果糖液糖等の砂糖類を使用しています。これらを「糖類」としてまとめて表示することはできますか。
Q6 乾燥したきくらげを水戻しした後、調味料を加えて惣菜にします。原材料の記載順は、水戻しした後の重量で決めるのですか。
Q7 カラフトシシャモの卵で作った惣菜の原材料名を「ししゃも卵」と記載することができますか。
Q8 岩手県産わかめを使用した「ふりかけ」を購入しておにぎりを作った場合、「岩手県産わかめ使用」と表示できますか。
Q9 有機JASマークが貼付している野菜を使用してサラダを製造した場合、「有機野菜サラダ」と表示ができますか。
Q10 スモークサーモンとタマネギをスライスしたものを混合してサラダとして販売する場合、タマネギが50%以上のものには原料原産地表示が必要ですか。
Q11 鰻の蒲焼きを使用した鰻弁当に、鰻の原料原産地表示が必要ですか。
Q12 惣菜などを店のバックヤードで製造加工した場合、加工食品品質表示基準の表示は必要ですか。

回答

Q1
問  厚焼玉子、だし巻き玉子を販売したいと思います。内容量について管理が難しいので、表示を「g」表示から「個」表示に切り替えたいが大丈夫でしょうか。
答
 厚焼玉子、だし巻き玉子は、「特定商品の販売に係る計量に関する政令第5条」に掲げる特定商品に該当せず、加工食品品質表示基準では内容量として内容数量での表示が可能となっているので、内容量表示を「1個」、「1人前」等とすることができます。内容量表示の詳細は、計量検定所にお問い合わせください。

参考:特定商品の販売に係る計量に関する政令(平成5年政令第249号)
    (総務省 e-Gov(イーガブ))
    http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H05/H05SE249.html
参考:加工食品品質表示基準Q&A(弁当、惣菜関係) 問3(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/foods/qa/kakou02_qa.html#a03

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Q2
問  弁当、惣菜の内容量表示は省略できますか。
答
 弁当、惣菜などの内容量を表示する場合には、内容重量で表示する方法のほか、「1個」、「1食」、「1人前」等内容数量による表示が可能です。この場合、内容量を外見上容易に識別できるものは、内容数量の表示は省略可能です。例えば、弁当、おにぎり、サンドイッチ、惣菜等は、一般的に「1食」、「1人前」であることや個数が、外見上容易に識別できることから、内容数量の表示は省略可能です。一方、惣菜のうち、佃煮や田作りなどの「特定商品の販売に係る計量に関する政令第5条」に掲げる特定商品については、内容量が外見上容易に識別できたとしても、内容量の表示を省略することはできません。なお、弁当の付け合わせとして使用した佃煮や田作りについては、計量法による表示は不要です。

参考:特定商品の販売に係る計量に関する政令(平成5年政令第249号)
    (総務省 e-Gov(イーガブ))
    http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H05/H05SE249.html
参考:加工食品品質表示基準 第3条第7項(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/jas/hyoji/pdf/kijun_02_120611.pdf(PDF:196KB)
参考:加工食品品質表示基準Q&A(弁当、惣菜関係) 問3(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/foods/qa/kakou02_qa.html#a03

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Q3
問  弁当は使用原材料の種類が多く、一括表示を製品の表面に貼付していますが、原材料名欄に収まりきらないので、原材料名欄に「裏面に記載」と転記場所を表示して、裏面に記載できますか。
答
 弁当は、原材料名の別記記載や「おかず」表示などを活用して、義務表示事項を商品の表面や側面等の見やすい場所に表示し、消費者が容易に内容を確認できることが必要であり、商品の表面や側面等で表示すると、どうしても内容物が隠れてしまう場合に限って例外として原材料名を裏面に表示することもやむを得ないものとしています。この場合には、裏面に表示する原材料名を「おかず」等と省略せずに適切に情報提供するとともに、消費者が店頭で容易に確認できるよう、ポップ等でも情報提供する等の対応が必要と考えます。

参考:加工食品品質表示基準 第4条第2項第5号(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/jas/hyoji/pdf/kijun_02_120611.pdf(PDF:196KB)
参考:加工食品品質表示基準改正(わかりやすい表示方法等)に関するQ&A
    問6、問38~問40及び問42(消費者庁)

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Q4
問  弁当の主なおかずが「牛ステーキ、煮物、鶏唐揚げ」で、その他のおかずのうち、「クリームコロッケ」は外観からそのおかずの種類がわかりません。この場合の原材料表示について、その他のおかずはどのように表示したらよいのですか。
答
 クリームコロッケのように衣で覆われ、外観からおかずの種類がわからないものは、「おかず」と省略できません。
 この場合、主なおかずを記載した上で、省略できないおかず名を「その他おかず(クリームコロッケほか)」又は「クリームコロッケ、その他おかず」のように記載すれば、その他のおかずを「その他おかず」と省略して表示することができます。

参考:加工食品品質表示基準改正(わかりやすい表示方法等)に関するQ&A
    問40(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/foods/qa/kakou04_qa.html#a40

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Q5
問  各種惣菜を製造しています。原材料として砂糖、水あめ、ぶどう糖果糖液糖等の砂糖類を使用しています。これらを「糖類」としてまとめて表示することはできますか。
答
 野菜、魚介類、糖類のように消費者が同種の原材料として認識しているもので、複数種類の原材料を使用する場合、同種の原材料をまとめて記載した方が消費者がわかりやすいことがあります。今回のケースは、「糖類」の文字の後ろに括弧を付して、原材料に占める糖類の重量の割合の多いものから順に「糖類(砂糖、水あめ、ぶどう糖果糖液糖、○○)」等と記載することは可能です。

参考:加工食品品質表示基準改正(わかりやすい表示方法等)に関するQ&A
    問49(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/foods/qa/kakou04_qa.html#a49

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Q6
問  乾燥したきくらげを水戻しした後、調味料を加えて惣菜にします。原材料の記載順は、水戻しした後の重量で決めるのですか。
答
 原材料の記載順は、基本的に製造時の配合割合に従って決定します。ただし、製造の際に「乾燥きくらげ」を水戻しする場合には、乾燥前の状態に換算した重量、つまり水戻しした後のきくらげの重量で記載順を決めることができます。

参考:加工食品品質表示基準改正(わかりやすい表示方法等)に関するQ&A
    問45(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/foods/qa/kakou04_qa.html#a45

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Q7
問  カラフトシシャモの卵で作った惣菜の原材料名を「ししゃも卵」と記載することができますか。
答
 「魚介類の名称のガイドラインについて」では、「カラフトシシャモ」は標準和名として「カラフトシシャモ」と表示し、「シシャモ」という名称を使用しないよう定めています。したがって、「カラフトシシャモの卵」などのように記載すべきと考えます。

参考:魚介類の名称のガイドラインについて (平成19年7月 水産庁)
    http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/hyouzi/meisyou.html

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Q8
問  岩手県産わかめを使用した「ふりかけ」を購入しておにぎりを作った場合、「岩手県産わかめ使用」と表示できますか。
答
 ふりかけを購入しておにぎりを作っており、自らわかめを使用していない製品に「わかめ使用」と表示することは適切ではありません。なお、使用したふりかけが岩手県産わかめを用いて作られている旨を事実に即して表示することは可能です。

参考:加工食品品質表示基準改正(わかりやすい表示方法等)に関するQ&A
    問35(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/foods/qa/kakou04_qa.html#a35

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Q9
問  有機JASマークが貼付している野菜を使用してサラダを製造した場合、「有機野菜サラダ」と表示ができますか。
答
 有機JASマークが付いていないものに「有機野菜サラダ」と表示すると、「野菜サラダ」そのものが有機農産物加工食品と誤認されるおそれがあるので、このような紛らわしい表示をすることはできません。ただし、有機JASマークが貼付されている野菜を使用した場合は、「有機野菜を使用したサラダ(有機野菜○○%使用)」と表示することができます。なお、使用した野菜すべてに有機JASマークが貼付されている場合には、使用割合を省略できます。

参考:有機農産物及び有機加工食品のJAS規格のQ&A 問24-1(農林水産省)
    http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/yuki_nousan_kakou_qa2509.pdf(PDF:636KB)

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Q10
問  スモークサーモンとタマネギをスライスしたものを混合してサラダとして販売する場合、タマネギが50%以上のものには原料原産地表示が必要ですか。
答
 カット野菜であるタマネギと加工食品であるスモークサーモンを混合したものは、原料原産地を表示しなければならない対象の食品ではありません。同様に、カット果実に缶詰のシロップ漬けフルーツなどを加えたもの等も対象に含まれません。

参考:加工食品品質表示基準改正(原料原産地表示等)に関するQ&A
    Ⅱ 義務表示対象品目 4(範囲)(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/foods/qa/kakou03_qa.html#a04

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Q11
問  鰻の蒲焼きを使用した鰻弁当に、鰻の原料原産地表示が必要ですか。
答
 鰻の蒲焼きを容器・包装に入れ販売する場合は、うなぎ加工品品質表示基準に基づき、鰻の原料原産地表示が必要になります。一方、鰻弁当は、加工食品品質表示基準が適用されますが、同基準において定める原料原産地表示の対象となる22食品群には該当しないので、鰻の原料原産地を表示する必要はありません。なお、任意で表示する場合は、事実に基づいて適切に表示してください。また、「鰻の原料原産地」か「鰻の蒲焼きを製造した産地」かが明確に分かるように表示してください。

参考:加工食品品質表示基準 別表2(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/jas/hyoji/pdf/kijun_02_120611.pdf(PDF:196KB)

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Q12
問  惣菜などを店のバックヤードで製造加工した場合、加工食品品質表示基準の表示は必要ですか。
答
 バックヤード等同一事業者が同一施設、敷地内で製造・加工して販売する場合は、加工食品品質表示基準で定められた事項の表示は必要ありません。ただし、調理済みの惣菜等を仕入れてバックヤードで解凍、小分けした場合はJAS法上の製造・加工には当たりませんので、加工食品品質表示基準で定められた事項の表示が必要となります。なお、バックヤードで製造・加工した場合であっても容器に入れ、又は包装された製品の場合、食品衛生法に基づく表示は必要です。
 食品衛生法に関しては、保健所にお問い合わせください。

参考:加工食品品質表示基準 第3条第1項(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/jas/hyoji/pdf/kijun_02_120611.pdf(PDF:196KB)
参考:加工食品品質表示基準Q&A(第1集) 問14(消費者庁)
    http://www.caa.go.jp/foods/qa/kakou01_qa.html#a14

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