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スライドショーでみるFAMICの検査分析業務

FAMICは科学的手法による検査・分析により、農場から食卓までのフードチェーンを通じた食品の安全と消費者の信頼の確保に技術で貢献しています。

肥料の分析風景

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肥料の分析風景(3分34秒)[ 19MB]

安全な農産物を国民に安定的に提供するためには、肥料の安全性及び品質を確保することが必要です。

FAMICでは、農林水産大臣の指示により、肥料工場、倉庫等に立ち入り、肥料及び原料、業務に関する帳簿書類等についての検査や試料の収去(採取)を行っています。

採取した試料は、有害成分等が公定規格に適合しているか等について分析・鑑定等の検査を行っています。

エライザ法による飼料中の動物由来タンパク質の検出

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エライザ法による飼料中の動物由来タンパク質の検出(2分18秒)[ 13MB]

安全な畜産物を生産・供給するためには、飼料の安全性や品質の確保が必要です。

FAMICでは、農林水産大臣の指示により、飼料及び飼料添加物の製造工場等へ立ち入り、製造に関する帳簿書類等の検査や、飼料等の収去(採取)を行っています。また、愛がん動物(犬・猫)用飼料についても、平成21年6月より、安全性確保のための検査・分析を実施しています。

収去した飼料等は、有害物質が基準値の範囲内か、力価が公定規格に適合しているか等の分析・鑑定検査を実施し、飼料等の安全性確保に貢献しています。

食品表示の監視のための検査 ~食品の原産地表示を科学的に確認するには?~

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食品表示の監視のための検査 ~食品の原産地表示を科学的に確認するには?~(1分46秒)[5.9MB]

土壌に含まれる元素は地域によってその種類や量が違っていることが知られています。

農産物はその地域の土壌に含まれる元素を吸収しながら育つため、農産物に含まれる元素の種類や量は生育した地域の土壌の性質など生育環境をある程度反映すると考えられています。

そこで、農産物等に含まれる元素の種類や量を分析して、原産地表示が正しいかどうかの推定を行っています。

食品表示の監視のための検査 ~安定同位体比によるはちみつ等への糖類添加の有無の確認(原材料名等の確認)~

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食品表示の監視のための検査 ~安定同位体比によるはちみつ等への糖類添加の有無の確認(原材料名等の確認)~(3分14秒)[7.6MB]

純粋はちみつと表示された製品に糖類が混ぜられていても、見た目や味では見分けることは困難です。

そこでFAMICでは、安定同位体比分析という方法を用いて、はちみつや果実飲料に異性化液糖などの糖類が混合されていないかを調べ、表示が適正かどうかの確認を行っています。

この方法はレンゲ、ニセアカシア、オレンジ、リンゴ等のC3植物と、異性化液糖や砂糖の原料となるトウモロコシやサトウキビ等のC4植物では含まれる炭素の安定同位体の割合が異なることを利用した分析法です。

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