食品のリスク管理を実施するためには、あらかじめどこにどのようなリスクがあるかを、科学的原則に基づいた実態調査により把握しておくことが必要です。
FAMICでは、国が定めるサーベイランスモニタリング計画に基づき、国が行う食品等のリスク管理に必要不可欠な食品や農産物中の残留農薬などの微量有害物質の分析検査を行い、その結果を農林水産省に報告しています。
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安全な農産物を国民に安定的に提供するためには、肥料の安全性及び品質を確保することが必要です。
FAMICでは、農林水産大臣の指示により、肥料工場、倉庫等に立ち入り、肥料及び原料、業務に関する帳簿書類等についての検査や試料の収去(採取)を行っています。
採取した試料は、有害成分等が公定規格に適合しているか等について分析・鑑定等の検査を行っています。 |
安全な畜産物を生産・供給するためには、飼料の安全性や品質の確保が必要です。
FAMICでは、農林水産大臣の指示により、飼料及び飼料添加物の製造工場等へ立ち入り、製造に関する帳簿書類等の検査や、飼料等の収去(採取)を行っています。また、愛がん動物(犬・猫)用飼料についても、平成21年6月より、安全性確保のための検査・分析を実施します。
収去した飼料等は、有害物質が基準値の範囲内か、力価が公定規格に適合しているか等の分析・鑑定検査を実施し、飼料等の安全性確保に貢献しています。
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FAMICでは遺伝子組換えに関する表示が義務化されている食品について、表示が適正かどうかの確認を行っています。
製品からDNAを抽出し、次に遺伝子組換え体特有の塩基配列を含む領域をポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法により短時間で増幅させて、食品中に遺伝子組換え体が含まれているかを調べます。 |
土に含まれる無機元素は地域によってその種類や量が違っていることが知られています。
植物はその地域の土に含まれる無機元素を吸収しながら育つため、植物が含む無機元素の種類や量は生育した地域の土の性質をある程度反映すると考えられています。
このため、野菜等に含まれる無機元素の種類や量を分析することにより、原産地表示が正しいかどうかの推定を行っています。 |
純粋はちみつと表示されている製品に糖類が混ぜられていても、見た目や味では見分けることは困難です。
そこでFAMICでは、安定同位体比分析という方法を用いて、はちみつや果実飲料に砂糖や異性化液糖が混ぜられていないかを調べ、表示が適正かどうかの確認を行っています。
この方法はレンゲ、ニセアカシア、オレンジ、リンゴ等のC3植物と、異性化液糖や砂糖の原料となるトウモロコシやサトウキビ等のC4植物では含まれる炭素の安定同位体の割合が異なることを利用した分析法です。 |