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FAMICと神戸大学大学院農学研究科との連携について

図 技術講習会の様子

農林水産消費安全技術センター(FAMIC)と神戸大学大学院農学研究科は、に「研究技術の一層の向上と業務の発展に寄与する」ことを目的として、「連携協力協定書」を取り交わしています。

この協定を結ぶ以前から、FAMICと神戸大学は業務上の協力関係があり、同大学が開発した「畜産物のDNA判別技術」のFAMIC食品表示監視業務への活用などを行っていたところですが、協定を取り交わすことにより、一層の相互交流を進めています。

具体的には、平成24年度から神戸大学の大澤教授にFAMIC神戸センターが毎年開催している「技術講習会」の講師をお引き受けいただき、技術情報の提供をしていただいています。平成25年度には、「細菌の生と死、及び殺菌法について~食中毒起因細菌を中心として~」と題してご講演をいただき、参加された方々から大変好評を得ました。

また、FAMIC神戸センターにおいて神戸大学の学生に対してDNA分析、残留農薬分析等の実技を中心とした研修を実施しており、研修生からは、「実践的な分析方法を学んだ」、「将来の選択に幅を持たせる機会を得た」などと好ましい評価を得ています。

図 研修の様子

さらに、平成24年度から「FAMIC神戸センター・神戸大学農学研究科研究成果合同発表会」を開催し、FAMICの若手職員と神戸大学の若手研究者が、各自の研究成果を発表し、活発に質疑応答、意見交換を行っています。

FAMICでは農業生産資材の安全性や食品表示の真正性の検査を行うための技術開発を進めていますが、今後もこの神戸大学との連携をとおして、これらが更に推進されることが大いに期待されます。

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