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リスク管理に資する分析調査

リスク管理のための分析調査

食品中の有害化学物質や有害微生物について、人の健康に悪影響を及ぼす可能性とその程度(リスク)を事前に把握して、問題発生を未然に防止したり悪影響の起こる可能性を低減するための政策・措置を検討し、必要に応じて実施することが「リスク管理」です。

科学的な実態調査で有害化学物質の含まれる量を精確に把握するためには、適切なマネジメントの下で、妥当性が確認された分析法を用いて分析試験を行わなければなりません。

FAMICでは、農林水産省が優先的にリスク管理を行う有害化学物質について、国際的に妥当性が確認されている分析法を調査し、忠実に再現して、農林水産省が実態調査を予定する食品群に適用できるかどうか検証を行っていきます。検証した分析法については標準となる手順を作成し、信頼性の高い分析マネジメントシステムを構築します。

この取組等の下で、農林水産省の指示を受けて分析を行い、農林水産省が行うサーベイランス・モニタリングに協力しています。

このほかにも、食品の安全に関して緊急に対応すべき事態が発生した場合には、農林水産省や関係各機関と連携し、必要な分析・調査を実施します。

図 リスク管理のための分析調査
飼料のかび毒の分析1
飼料のかび毒の分析
図 高速液体クロマトグラフタンデム質量分析装置(LC/MS/MS)による測定1 図 高速液体クロマトグラフタンデム質量分析装置(LC/MS/MS)による測定2
高速液体クロマトグラフタンデム質量分析装置(LC/MS/MS)による測定

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